2021年6月27日、逗子市内の小学校に通う5、6年生とその保護者の方々を対象に、OMNIマイクロプラスチック調査ワークショップを、逗子海岸保全活用事業 「ワッショイ!逗子海岸」の一環として行いました。当日は10組の親子が参加し、とても盛況なイベントとなりました。
逗子では今回が2回目の開催となるマイクロプラスチック調査ワークショップですが、前回と同様、簡単なレクチャーの後、砂浜でのマイクロプラスチックの採集から始まりました。それに加え、今回は私たちが開発したマイクロプラスチックを採集できる試作装置の最新モデルのデモ、そして採集したマイクロプラスチックをカウントする工程も体験していただきました。
最新のマイクロプラスチック採集デバイスは、ポンプで海水をくみ上げて、その中からマイクロプラスチックなどの微物を抽出するというもの。ボディを透明化することで、海水の状態や濾過の過程を肉眼で観察しやすくなっています。
3時間半の中でマイクロプラスチックについて、そして実際の浜に出向いてサンプルを採集し、それをデータとして分析できる工程を行うという、座学と実技を組み合わせた内容の濃いワークショップでしたが、参加した方々からはゲーム感覚で楽しみながらSDGsに関する重要な問題について学べた、実際にサンプリングを体験できたことでマイクロプラスチック問題をより身近な問題として感じられた、親子で楽しんで学び体験ができた等様々なフィードバックを得ることができました。
今回の開催に当たり、逗子市観光協会を始め、逗子マリン連盟、ワッショイ逗子海岸実行委員会、逗子市経済観光課、逗子観光協会の方々にご協力頂きました。感謝申し上げます。そして、参加者の皆様、ご協力ありがとうございました。
このプロジェクトは地域の方々と連携を取りつつ、アップデートを続けながら工夫をしていくプロジェクトになりますので、引き続きよろしくお願い致します。なお、今回採集した試料のデータや結果については、本ウェブサイト上にて追って公開していく予定です。
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